最近話題になっている、ctrader(シートレーダー)ですが、どのようなメリットがあり、他のプラットフォームとの違いが分からないという人が多くいます。
この記事では、ctraderの概要やメリット・デメリットをご紹介していきます。
・ctraderの特徴まとめ
・ctraderのメリット・デメリット
・ctraderが利用できる海外FX業者
ctraderのメリットやデメリットを知ることで、他のプラットフォームとの比較や自分に合うプラットフォームなのかということが分かります。
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cTraderとは?取引ツールの特徴を分かりやすく解説

ctraderとは、2011年にロンドンのSpotware Systems社独自が開発したプラットフォームです。
ECN方式専用として開発されたctraderは、優れた機能と使いやすさがトレーダーに高評価されています。
ctraderの概要
取引方式 | ECN方式 |
---|---|
操作 | 大きなタイムラグ等なし |
約定力 | 大きなタイムラグ等なし |
取引制限 | 一切なし |
板情報 | 閲覧可能 |
ワンクリック注文 | 可能(同時決済可能) |
インジケーター | あり |
EA | あり |
対応デバイス | Windows・Mac スマートフォン(iOS・Android) タブレット |
cTraderのココが凄い!8のメリット

僕がcTraderを実際に使用してメリットと感じた点をご紹介します。
【メリット1】板情報が閲覧できる!

cTraderは、板情報が閲覧できるのでトレードが非常に有利になります。
板情報でわかる情報
・ロット数の異なる注文の平均価格
・注文ボリュームが価格帯で確認できる
・現在の価格と各価格に入っている注文量
板情報やポジション情報が閲覧できる、プラットフォームはトレーダーにとって非常にメリットとなります。
【メリット2】価格操作がないので信用できる!
ctraderは、ECN方式の第一条件であるDMA(ダイレクトマーケットアクセス)のプラットフォームなので、為替ディーラーやブローカーによる価格操作ができないようになっています。
海外FXで「ストップ狩り」や「価格操作されている」などネットで見かけることがありますが、ECN方式のctradeならストップ狩りや価格操作の心配はありません。
【メリット3】約定が速い!
cTraderは、約定が非常に速く優れています。
大きく値が動いている時や、経済指標の時などタイムラグやスリッページが起こらないのでストレスフリーのトレードが可能です。
大口注文を決済するときなどは、多少タイムラグを感じますが他のプラットフォームと比較すると、cTraderは極小のタイムラグという事がわかります。
【メリット4】取引制限が一切ない!
cTraderは取引制限が、一切ないプラットフォームです。
スキャルピングなどの取引制限がないため、自由度が高く余計な心配をすることなくトレードできるのは、メリットと感じました。
【メリット5】ワンクリック注文が優秀!
cTraderは、注文や決済がワンクリックでできる機能が初期搭載されています。
ワンクリックで注文や決済ができるのは、非常に便利です。
・成行注文(買い・売り)
・途転注文(買いポジションを決済し売りポジションに変更)
・ダブルアップ注文(同じ量のポジション注文)
・全ポジション一括決済(全てのポジションを一括決済)
・通貨ペア別ポジション一括決済(通貨ペア別にポジションを一括決済)
以上の5つが、cTradeのワンクリック注文でできる事です。
【メリット6】26種類の時間足が表示可能!
cTradeの時間足は、26種類と非常に豊富です。
・分足 1分足~10分足、15分足、20分足、30分足、45分足
・時間足 1時間足~6時間足、8時間足、12時間足
・その他 1日足~3日足、週足、月足
時間足が豊富なので、自分のトレードしやすい時間足を見つける事ができます。
【メリット7】完全日本語対応で分かりやすい!
cTraderは、完全日本語対応です。
他のプラットフォームでは、英語表記の部分があったり日本語が少し変に感じる部分がありますが、cTraderは違和感なく使用することが可能です。
【メリット8】日本時間が初期搭載されている!
cTraderでは、日本時間が初期搭載されていてチャートに表示されます。
日本時間が初めから搭載されているのは、日本人トレーダーにとって非常にありがたいことです。
頭の中で時間を計算することなく、チャートを見ただけで時間が分かるので前日の分析などもしやすくてメリットと感じました。
また、日本語時間が表示できるカスタムインジケーターを自分でセットする手間も省けます。
【メリット9】取引コストが安い!
cTraderは、取引コストが非常に安くスプレッドや手数料が狭く優秀です。
AXIORY cTrader(ECN口座)の例
AXIORY cTrader ECN口座 | 最小スプレッド | 平均スプレッド |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.1pips | 0.4pips |
ユーロ/円 | 0.2pips | 0.7pips |
英ポンド/円 | 0.3pips | 1.2pips |
以上が、AXIORY cTrader(ECN口座)を利用した際のスプレッド例になります。
利用する海外FX業者によって、取引コストは異なりますが取引コストが安いのは変わりありません。
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cTraderのココが残念!3のデメリット
僕が実際にcTraderを使用して残念と思ったデメリットを紹介します。
【デメリット1】カスタムインジケーターの導入が難しい
cTraderのカスタムインジケーターの導入は手間がかかり、難しいです。
カスタムインジケーターを使用するには、公式サイト「ctdn.com」でダウンロードする必要があるのですが、慣れていないと導入まで苦戦してしまいます。
他のプラットフォームはカスタムインジケーターの、導入は比較的簡単なのでcTraderではデメリットと感じました。
【デメリット2】初心者に使いこなすのは少し難しい
cTraderは、中級者~上級者向けのプラットフォームと感じ、初心者に使いこなすには少し難しいと思いました。
cTraderは、ネットなどの情報量もまだ少なく専門的用語に慣れていない初心者には分かりにくいので、他のプラットフォームの方が情報量が多く初心者には使いやすいです。
【デメリット3】利用できる海外FX業者が少ない
cTraderは、利用できる海外FX業者が少ないです。
人気海外FX業者は、ほとんど利用ができません。
自分の使い慣れた、海外FX業者で利用ができないのは大きなデメリットです。
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cTraderが利用できる海外FX業者リスト
cTraderが利用できる海外FXは以下の通りです。
人気のXMなどで利用ができないのは、非常に残念と感じますがまだ年数が浅いので、これから人気海外FX業者でも利用できるようになるのを期待したいです。
cTraderに関するQ&A
cTraderに関するよくあるQ&Aをご紹介します。
スマホアプリはありますか?
あります。
アプリは、Web版よりも動作が軽快なのでスマホでcTraderを利用する場合はアプリ版がおすすめです。
複数のアカウントの利用は可能ですか?
可能です。
設定画面から簡単にアカウントの切り替えができます。
cTraderのインストールはどこでするの?。
cTraderが利用可能な海外FX業者の、公式ページからインストールが可能です。
インストール方法は、使用している海外FX業者によって異なるので、公式ページを参照してください。
cTraderは次世代のプラットフォームとして注目されている
cTraderは、次世代のプラットフォームとして注目されています。
板情報が閲覧できたり、約定力が速いなどメリットが多いですが、現時点では利用できる海外FX業者が少ないというのが残念です。
まだ、情報量が少ないので初心者には扱いにくい部分がありますが、これから利用できる海外FX業者が増えた場合、情報も増えてくるので初心者でも利用しやすいプラットフォームになるのを期待したいです。